だるまの机から
宮本健太郎より。
奈良で不妊に悩む方の強ーい味方。
こんにちは。
本当にいつになったら雨が降るのでしょうか？
雨は嫌いですが暑すぎます。
でもここでクーラーをきかせすぎて季節感を感じられない体づくりはしないでくださいね。
特にこのブログを読んでいただいている方。
冷えは要注意ですよ！！
さぁ今日は昨日に引き続いて生理痛のお話。
今日は東洋医学的にどう考えるのか。
皆さんもご自身のタイプを考えてみてください。
東洋医学から診た生理痛
女性の月経期やその前後に起こるおなかの痛みや腰の痛みを生理痛、東洋医学では痛経、経行腹痛などと呼びます。
ひどいときは顔面蒼白になり、冷や汗をかき、手足の冷え、悪心、嘔吐などの症状を伴います。
ただ軽度の張るような痛みは少し経過観察してもいいかもしれません。
気や血（東洋医学的な。＝血液というわけではありません。）がスムーズに動いていない場合。→”通ぜざれば即ち痛む”
肝や腎の陰の気が少なくなることで衝脈や任脈の血が減ってしまって子宮などに栄養を送れない場合→”栄ざれば即ち痛む”
などと捉えます。
なのでまずは気や血をしっかり流してあげることを第一とします。
タイプ別生理痛
1.寒湿による生理痛
湿気の多いところ、寒い所に長期間住んでいる。
または生理中雨にぬれたり、生ものを食べたり飲んだりし過ぎるとこのタイプになります。
はい。
今の梅雨時期の冷えたビールとお刺身。
要注意です。
症状
生理前や生理中にお腹（おへそより下）が冷えて痛い。温めるとましになる。
お腹を押さえると不快。
月経血は少なくて、黒い血が出る。ついでにレバーのような塊も。
手足が冷える。
2.肝鬱による生理痛
ストレスが肝に影響して気の動きが悪くなるとこのタイプになります。
不妊のところにも出てきたのでやはり要注意です。
症状
生理前や生理中にお腹（おへそより下）が張るような痛み。
お腹を押さえると不快。
月経血は少なくて、塊が混ざる。
イライラして怒りっぽくなる。
脇から胸（おっぱいも含む）が張る。
3.気血両虚による生理痛
脾や胃が弱ると、食べたものから気や血をうまく作り出せません。
その他に慢性的な病気や出血などで気や血を大量に消耗するとこのタイプになります。
症状
生理中や生理後にお腹（おへそより下）に鈍痛。
お腹を揉むとと少しましになる。
月経血は少なくて、色が薄い。
身体がだるい。
顔にツヤがない。
柔らかめの便が出る。
4.肝腎虚損による生理痛
先天的な肝腎不足や、ＳＥＸのし過ぎによる消耗が思い当たる方はこのタイプです。
ほどほどに！！
症状
生理中や生理後にお腹（おへそより下）がシクシク痛む。
お腹を揉むと緩和する。
月経血の色が淡く、澄んでいる。
腰がだるくて痛い。
めまいや耳鳴りもあったり…
≪番外編≫湿熱下注タイプの生理痛
意外に多いです。
読んで字のごとく、湿気によって生まれた熱が下の方に注ぐんです。
痛みはきつめです。
症状
生理前にお腹（おへそより下）に痛みがある。
生理が来ると痛みがひどくなる。
灼熱感。
月経血は暗い赤で塊が混じり、粘稠質。
帯下が黄色っぽく粘稠質。
おしっこが濃くて少ない。
など熱の症状が特徴です。
まとめ
あなたはどのタイプでしたか？
ご自宅で簡単にできるお灸をお勧めしようかと思ったのですが、ツボの位置の説明が難しくて・・・
準備出来次第アップします。
それまで待てない！！って方は直接ご連絡いただくか、ご来院ください。
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最近は煙の出ないお灸もあるのでぜひあなたもお灸女子に！！
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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daruma_nara@yahoo.co.jp
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ブログ見たんですけど…
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そんなご質問お待ちしています！！
