だるまの机から
宮本健太郎より。
奈良で不妊に悩む方の強ーい味方。
こんにちは。
今日も蒸し暑くだるまでもとうとう常時クーラーになってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
身体のためを思うとホントは汗をかいて過ごした方がいいのですが、やはり患者さんあってのだるまなので不快な思いをしなくていい程度にクーラーをかけております。
冷やし過ぎにはご用心~
さっ今日のお話し。
今日は繰り返す流産に鍼灸はいかがなものか。
というお話。
まず皆さんの中であいまいな流産について説明しますね。
流産とは
妊娠したにもかかわらず、妊娠の早い時期に赤ちゃんが死んでしまうことを流産と言います。
定義としては、22週(赤ちゃんがお母さんのお腹の外では生きていけない週数)より前に妊娠が終わることをすべて「流産」と言います。
妊娠12週未満の早い時期での流産が多く、流産全体の約80%を占めます。
妊娠の約15%前後が流産に至るとの統計もあり、多くの女性が経験する疾患です。
今は妊娠検査薬などの性能が上がり、今までは分からなかった段階での妊娠が判断できるようになり、気付かなかったものまで判断できてしまうので化学流産も増えています。
化学流産に関してはまた後日。
切迫流産
胎児が子宮内に残っており、流産の一歩手前である状態を「切迫流産」と言います。
一般の流産は基本的に妊娠継続不可能ですが、「切迫流産」は妊娠継続の可能性があります。
妊娠12週までの切迫流産に有効な薬剤はないと考えられており、経過観察で対処することとなります。
簡単ですがこれがよく聞かれるところです。
流産を3回以上繰り返す場合を習慣流産と言いますが、誰にでも起こりうることで原因がはっきりわからないことが多いです。
なので安静にとかストレスなしで・・・とか言われるようですが、それってまず皆さんが思うことですよね?
それ以上のことを求めて治療や相談に行くわけですが、できることがない。
というのが現実です。
でも東洋医学では考えられることがあります。
1.産む力産む土台は完璧ですか?
2.十月十日育てられる土台は完璧ですか?
やはりここが大事なんだと思います。
妊娠初期の鍼灸治療は、打ってはいけないツボがありますが、きちんとそれを把握している先生の治療を受けられるのであれば、副作用少なく、体に優しい鍼灸は持って来いだと思います。
できれば流産を繰り返されるのであれば、妊娠前から精子・卵子の質を高めつつ土台を整えていくのが理想です。
もちろん妊娠後からでもお力になれることはあると思いますのでお気軽にご相談くださいね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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気になった方はお願いします。
ブログ見たんですけど…
〇〇はどうしたらいいの?
そんなご質問お待ちしています!!