だるまの机から
宮本健太郎より。
奈良で不妊に悩む方の強ーい味方。
こんばんわ。
なんか微妙な1日でした。
暑くもなく、寒くもなく、雨でもなく・・・
こういう日は入りに何を書けばいいか迷います。
では。
今日は高プロラクチン血症について。
プロラクチンというのは産後に分泌が高まる下垂体ホルモンで、おっぱいを出してくれるホルモンです。
産後の授乳中に妊娠しないのはこのホルモンの働きなのです。
でも、産後以外に出ちゃうと・・・
生理が来なくなったり、無排卵月経が起きます。
そうなるとどうなるか。
不妊になるんです。
産後によく起こると言われているんですが、原因は何なのか。
1.脳腫瘍
生理不順の若い女性に見られるのが、下垂体からできる下垂体腺腫という腫瘍。
ほぼ良性ですが、ホルモンを作るものと作らないものがあります。
その中でもプロラクチンを作るのが”プロラクチノーマ”と呼ばれるもの。
2.機能性高プロラクチン血症
下垂体のホルモンは視床下部の影響を受けます。
この視床下部に異常があっても高プロラクチン血症となってしまいます。
普通はプロラクチンが出過ぎると、視床下部から「もう出さなくてもいいよ~」という指令が出ます。
でもこの指令が出なくなると・・・
3.薬剤
ご使用のお薬でも起こる可能性があります。
ピルや降圧剤、胃潰瘍の薬、抗うつ薬などの長期服用でも原因になることがあります。
プロラクチンの分泌を抑えるドーパミンを薬剤で抑え込んでしまうためです。
その他には甲状腺機能低下症でも起こる場合があります。
鍼灸では腫瘍などが原因の場合を除き、自律神経を整えること、また、脳は髄の海と言って腎の影響を受けるので、腎の治療をします。
ただ、なぜ腎の問題が?なぜ自律神経の乱れが?
ということまできっちり改善していかないと、根本改善につながりません。
その原因を見つけ、気付き、一緒に治していくのが僕たちの仕事です。
一人でお悩みにならず、お気軽にご相談ください。
少しでもお手伝いできることがあれば幸いです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
0742-55-7984
daruma_nara@yahoo.co.jp
気になった方はお願いします。
ブログ見たんですけど…
〇〇はどうしたらいいの?
そんなご質問お待ちしています!!